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健康になれる?海洋深層水ってなに?

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近頃話題の海洋深層水。耳にする機会は増えてもそれって飲めるの?美味しいの?といった感じで、実はあまりよくわかってない人が多いと思います。最近では、海洋深層水から作られたミネラルウォーターをスーパーなどで気軽に購入できるほど身近なものとなりました。この水はもともと海水ですが、しっかり塩分は除去してあるのでご安心ください。

ここでは、海洋深層水特徴や健康への効果について説明していきます。

海洋深層水の特徴

海洋深層水とは太陽光がほとんど届かない、年間を通して水温が一定している水深200メートルの海水を指します。深い所にあるため、水質汚染の原因となる有機物や環境ホルモンなどをほぼ含んでおらず、たっぷりミネラルを含む多くの可能性を持つ資源として知られています。

ミネラルが豊富

カルシウム・マグネシウムなどのミネラル分は体内で生成できないため、摂取する必要があります。海洋深層水には、表層からさまざまな物質が沈んでくることで、80種類以上ものミネラル分がバランス良く含まれています。

ケイ素などの無機栄養塩類が豊富

前述の通り、太陽光が届かないことから、プランクトンは生息していません。そのため、プランクトンが光合成をする時に使う無機栄養塩類が深層には多く残っています。表層水の5倍以上の無機栄養塩類を海洋深層水は含んでいるとされています。

清浄性

海洋深層水は人間の排水で汚れた河川の影響を受けないので、化学物質による汚染がありません。太陽光が届かずプランクトンなどの生物が育たないため、有害な雑菌といったものも海などの表層水の1,000分の1と少ないです。そのため、表層水と比べて海洋深層水は清浄性に優れています。

低温で安定した水温

海洋深層水は太陽光が届かないため、冷たい温度を保つことが可能です。高知県室戸岬周辺の、374メートルの取水地点の海洋深層水の温度はおよそ9℃といわれています。それに対して、表層水の水温は15~30℃程になります。このような低温を維持する海洋深層水は、大きな機材を冷やしたり魚の養殖に利用されたりしています。

取水地

日本での海洋深層水の研究は1985年にスタートし、高知県室戸岬沖が海域に指定されたのが1989年、さらに国内初の陸上型深層水取水施設である高知県海洋深層水研究所がこの地域に開設されます。その後、日本各地で海洋深層水の取水が始まりました。取水地は取水管の設置費用から、沖縄県久米島などの島や高知県室戸などの岬に設置されることが多いです。

また、海洋深層水の利用目的はそれぞれ異なり、日本海側にある富山湾の場合、太平洋側にある高知県室戸岬と比べて7℃低温であることから、温度差発電研究施設として機能しました。さらに富山県では、食品研究所・工業試験場といった研究機関が、各自の専門分野で研究テーマを決め、多くの研究を進めました。さらに、沖縄県久米島の施設では、日量13,000トンという国内最大の取水量を誇ります。そこでは、魚の養殖研究・農作物の養液栽培などの研究に取り組んでいます。

効果

アトピー性皮膚炎の改善

アトピー性皮膚炎は一人一人症状の強さが異なるため、さまざまな治療法があり、その一つにタラソテラピーと呼ばれるものがあります。この治療法は、海洋性気候の中で、海水や海泥を利用して体内を活発にすることで身体の機能を高めるものです。このような療法を用いて、海洋深層水などが地肌に浸透させることで、肌の細胞が活発になり新陳代謝が良くなると考えられています。そのため、海洋深層水はアトピー性皮膚炎の改善、美肌効果が見込めます。

生活習慣病予防

海洋深層水はミネラルが豊富で、ミネラルの一つであるマグネシウムは現代人にとって不足しやすい成分です。マグネシウムには、心筋梗塞や高血圧などの生活習慣病の予防、さらに精神を落ち着かせる効果が期待できます。
そのため、この成分は飲んで摂取するのが効率的で、マグネシウムだけでなくカルシウム・カリウムなどもたっぷり含んでいる海洋深層水は、ミネラルを補給するのに最適な飲み物と言えます。

海洋深層水が使われる商品

化粧品

海洋深層水は雑菌が少ないため、肌に刺激を与えるとされる防腐剤に頼ることなく、深層水の清浄性という強みを活かした化粧品を作ることができます。海洋深層水は取水されてから、水・塩・にがりの3種類に分けて精製し化粧品の原料として配合されます。その中にある「にがり」にはミネラルがたっぷり含まれています。このミネラルは、肌の細胞の新陳代謝を良くしたり肌に潤いを与えたりしてくれます。

また、水が化粧品に与える効果に浸透力があります。化粧品に美容効果のある成分を配合したとしても、地肌まで浸透させなければ意味がありません。海洋深層水は水圧20気圧以上といわれる高い気圧の下で、2000年もの気が遠くなるような年月を経て地球を周回した水であり、通常の水よりも分子が小さく優れた浸透力を持っているとされているのです。

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Written by: お水健康委員会

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